続・東京23区の旅(3) 墨田区

続・東京23区の旅(3) 墨田区

2011年05月21日(土) 晴

 本日は、中野区のお花見以来の1ヶ月ぶりの東京23区の旅である。新緑の季節と言うことで、花を楽しめるポイントとして向島百花園を選んだ。墨田区の旅である。

 何時ものように、09:01三島始発のこだまで東京に向かう。今回は、東京駅から山手線で上野まで行き、東京メトロ銀座線で浅草へ、さらに浅草から東武伊勢崎線で足立区の堀切駅まで進んだ。堀切駅と言えば、「3年B組金八先生」のドラマに出てくる駅である。駅は足立区であるが、荒川区立桜中学(ロケ地となった実際の中学は荒川二中。既に廃校)からは最寄りの駅であるらしい。


JR上野駅前にあるパンダ人形


東武伊勢崎線・堀切駅


 堀切駅で降りて墨堤(ぼくてい)通りに出て、綾瀬橋を渡ると墨田区である。200メートルほど歩いて左折すると、本日の最初の訪問地「多聞寺」が見える。この寺には七福神の一神・毘沙門天(びしゃもんてん)が祀られている。そう、本日の墨田区の旅では「隅田川七福神」巡りをしようと思っている。「新宿山ノ手七福神」に続き今年2度目の七福神巡りである。多聞寺の境内には、既に年配の男性グループが到着しており、どうやら私達と同じく隅田川七福神巡りをする計画の様である。

(1)毘沙門天 多聞寺(墨田区墨田5−31−13)


運動広場では少年野球が行われていた


多聞寺にて


 次に向かうのは、寿老人(じゅろうじん)を祀る白髭(しらひげ)神社。殺風景な墨堤通りを歩くのも味気ないので、通り沿いにある都営白髭東アパートの裏側の東白髭公園内を歩くことにした。ここを歩くのは2回目なので土地勘がある。この白髭東アパートはとても面白い構造になっている。全部で18棟ある建物が全て通路で繋がっており、まるで屏風の様に横に連なっているのである。東白鬚公園には色とりどりの花が咲き、目を楽しませてくれる。
 東白髭公園を抜けて再び墨堤通りに出て歩いていたら、ピンクの桃の看板が目に入り、カミサンがお腹が空いたと言い出した。我々夫婦には、「旧東海道の旅」以来、ピンクの桃は無視出来ない存在になっているのである。そう、中華レストラン「バーミヤン」の看板のことである。まだ七福神を一つしか廻っていないのだが、仕方がないのでランチを取ることに。夏の様な暑さで喉が渇いていたのも事実なので。ところが、このバーミヤンがなかなか見つからない。「和食さと」と「デニーズ」は目の前にあるのに「バーミヤン」の店が何処にもない。グルグル回って探した結果、隅田川の近くまで奥に入ったところにバーミヤンが見つかった。

 ランチのあと、2番目の訪問地・白髭神社へ。この神社は何処にでもありそうな普通の神社であった。

(2)寿老人 白髭神社(墨田区東向島3−5−2)


屏風の様に連なる都営白髭東アパート


東白髭公園の花々


暑さのせいか、地べたに座り込んでしまった鳩


遠くに東京スカイツリーが見える


白髭神社


 白髭神社の左奥にある向島(むこうじま)百花園。ここが本日3番目の訪問地である。寺院ではないが、福禄寿(ふくろくじゅ)が祀られている。ここは本日のメインイベントと言っても良いポイントであり、沢山の花を観賞できると期待して入園したのだが、何と、花らしい花が一本も咲いておらず、目に入るのは雑草ばかりである。わざわざ入園料を払って入ったと言うのに、向島百花園にはガッカリである。何でお金を払って雑草を見なきゃいけないのかと、夫婦でプンプン。もう、向島百花園には二度と来ることは無いだろう。

(3)福禄寿 向島百花園(墨田区東向島3−18−3)


向島百花園


向島百花園内の風景。目に映るのは伸び放題の雑草ばかり


 次の訪問地に行く前に、美味しいジュースの店が近くにあるとTV朝日の「旅サラダ」で紹介されていたので、そこで一服することにし店を探す。ところが、この店がなかなか見つからない。行き詰まって普段は殆ど使うことのないiモード(携帯)で検索したところ、住所が「東向島」ではなく「向島」である事が分かり、取りあえず、次の訪問地を先に訪れることにした。
 墨堤通りをしばらく南下していくと、「長命寺」と「弘福寺」がほぼ隣接してあった。長命寺が弁財天、弘福寺が布袋尊(ほていそん)を祀ってある。

(4)弁財天 長命寺(墨田区向島5−4−4)

(5)布袋尊 弘福寺(墨田区向島5−3−2)


長命寺


弘福寺


 お参りをしたあと、最後の訪問地に行く通り沿いにある筈のジュース屋さんを探す。その店はすぐに見つかった。店名が「カド」と言うだけあって、本当に交差点の角にその店はあった。店内に入ると、沢山の印象派の絵が飾っており、何とも雰囲気のある店である。ランチのあと余り時間が経ってなくてお腹が空いてないので、テイクアウトして、くるみパンは家に持ち帰り、ジュースは歩きながら飲むことにした。私が注文したのは色々な野菜とハチミツの入った活性生ジュース、カミサンのはイチゴジュースである。なかなか美味しかった。


生ジュースの店「カド」


店内には沢山の絵画が並んでいる


カミサンのは「いちごジュース」


私のは「活性生ジュース」


 最後の訪問地は「三囲(みめぐり)神社」、ジュースの店・カドのすぐ先にある神社であり、生ジュースがまだ飲み終わらない距離のところにあった。ここには、恵比寿、大黒の2神が祀られている。

(6)恵比寿 三囲神社(墨田区向島2−5−17)

(7)大黒天 同上

 三囲神社からは東京スカイツリーが目の前に見える。遠くで見ていた時には東京タワーとそれほど変わらないと思っていたが、間近で見ると、その大きさ、高さは東京タワーとは比べものにならない。スカイツリーに近づくほどに首の角度が大きくなり、シャッターを切る回数が増える。
 東武伊勢崎線の業平橋(なりひらばし)駅のガードを潜ると、東京スカイツリーの巨大な姿が真上に伸びている。北十間川に架かる東武橋の上では、沢山の人がスカイツリーをバックに写真を撮っている。ただし、ツリーの全容をカメラに納めるのは至難の業である。


 スカイツリーをあとに、大横川親水公園に降りて遊歩道を南下する。釣を楽しむ人、この暑さで服のまま水に浸かる子供達と、公園内は沢山の人出で賑わっていた。
 しばらく歩いてから公園を右に外れて西に進むと、本日最後の訪問地である江戸東京博物館に到着。私は以前に訪れたことがあるが、カミサンが初めてなのでまた訪れることにしたのである。


大横川親水公園で釣りを楽しむ人達


服のまま水浴びする子供


亀の上に立つ徳川家康公の像


江戸東京博物館・常設展示場への長いエスカレーター


常設展示場の日本橋


 博物館で江戸と近代東京の様子を見て歩いた後、せっかくだから隣接する両国国技館に立ち寄ることにした。折しも5月場所の真っ最中であり、今回は不祥事の関係で本場所ではなく技量審査場所にして無料解放するとのことだったので、行かない手は無いと思ったのである。ところが、そんなに甘くは無かった。当日分の入場券は全て配付完了とのことで、残念ながら中に入ることは出来なかった。


 JR総武線の両国駅から電車に乗り、秋葉原、東京駅と乗り継いで新幹線で帰途に着く。久々のウォーキングであり、さすがに疲れてしまった。歩いた道のりは分からないが、2万8千歩は超えた様である。