紅葉の寸又峡
2009年11月18日(水) 晴れ
本日は、休暇を取って夫婦で紅葉の寸又峡(すまたきょう)を楽しむ。
お天気が心配であった読売旅行社のバスツアー、昨日の雨が上がり今日は絶好の紅葉日和である。朝6時過ぎに自宅を出発し、路線バスで三島駅へ。ツアーバスの三島地区集合時間は7:00。バスに乗り込み次の集合場所・沼津駅に向かう。御殿場、裾野、三島、沼津と参加者を拾ってきたバスは、最終的に24名の参加者を乗せ、沼津ICから東名高速に入る。途中、日本坂PAで休憩した後、相良牧之原ICで高速を下りて大井川鉄道の新金谷駅へ。
沼津駅前に停車するツアーバス(2009.11.18撮影) 静岡県沼津市
東名高速・日本坂PAからの眺め(2009.11.18撮影) 静岡県焼津市
大井川鐵道新金谷駅(2009.11.18撮影) 静岡県島田市
新金谷駅前プラザロコのロコミュージアム(2009.11.18撮影) 静岡県島田市
この日は2本しか運行しないSLの最初の便に乗り込み、10:10に新金谷駅を出発。平日と言うのに全席指定の列車は満席である。田園地帯を走るSLは、やがて大井川の西岸に出て川沿いに走る。今朝は朝食が4時だったのでお腹が空いており、列車内で配られた弁当を早速開けて食べ始める。おむすびが2個と鮎の甘露煮、鶏唐揚げ、芋田楽など、なかなか美味しい弁当であった。
いよいよSLに乗り込む(2009.11.18撮影) 静岡県島田市
終点の千頭(せんず)駅に到着(2009.11.18撮影) 静岡県川根本町
11:25、大井川鉄道の終点・千頭(せんず)駅に到着。ここからは先回りして待っていたバスに再び乗り込み、細い山道を奥へと入って行く。そして1時間ほど走ったところで寸又峡に到着。バスを下りて山道を30分ほど登って行くとダム湖に架かる夢の吊り橋に着いた。バスの中で、混んでいる場合は並ばないと渡れないかもしれないという話を聞いていたのだが、遠くから見える橋の上には人影はまばら。今日は混んでない様だと思ったのだが、これが大間違い。人影がまばらだったのは、一度に橋に上がる人数を10人までと制限していたからであり、橋の前には長蛇の列が出来ていた。それでも待ち時間30分足らずで吊り橋を渡ることができた。吊り橋は結構揺れるので、みんな慎重に渡っている。ダム湖の水は、通常はコバルトブルーの美しい色をしているのだが、この日は前日の雨のせいか、少し濁っていたのが残念であった。
トンネルの向こうはダム湖(2009.11.18撮影) 寸又峡
夢の吊り橋は人影がまばら(2009.11.18撮影) 寸又峡
と思いきや、やっぱり橋の前には長蛇の列が(2009.11.18撮影) 寸又峡
ちょっと、定員オーバーじゃないの?(2009.11.18撮影) 寸又峡
橋を渡ると300段近くの急な登り階段が待っていた。吊り橋は一方通行なので、階段を登って大回りして戻って来るしかなく頑張って登る。展望台に辿り着き、携帯していたボトルを傾けカミュー(ブランデー)を胃に流し込む。これが実に美味かった。
寸又峡の紅葉はピークを過ぎていた様で、予想していたほどではなかったが、夢の吊り橋を渡ることが出来たし、美味しい空気を吸えたし、まずまずである。
急な階段を登り展望台に到着(2009.11.18撮影) 寸又峡
3時前に寸又峡を出発し山を下りる。次の訪問地・焼津まではバスの移動である。途中、運良く走るSLに遭遇。バスの運転手さんが気を利かせてSLが見える様にスピード調整してくれ、絶好のSL撮影ポイント、赤い鉄橋の見える地点でバスを止めてくれたので、待ち構えて車上からSLを撮影することが出来た。
焼津の水産会社直営の市場に立ち寄って買い物した後、17:30に焼津を出発。焼津ICから東名高速に乗って帰途に付く。