断捨離(だんしゃり)のお年頃(笑)


断捨離(だんしゃり)のお年頃(笑)
2019年12月23日(月) くもり
 
7~8年前に、近藤麻理恵さんが出した「人生がときめく片づけの魔法」という本が出た頃からかどうかは分からないが、国内で断捨離(だんしゃり)という言葉が普通に聞かれる様になった。
 
最近では、落合莞爾先生も、「日本で先行して始まった断捨離、これから世界に広まって行くだろう」と言われている。
落合先生が断捨離の内容として言っておられるのは、装飾品(貴金属など)などを日本人が最早買わなくなった。必要と感じなくなって来た(と言うか、無駄だと思う様になって来た)と言う事である。
ただし、装飾品に言及しているのは単なる例であって、落合先生が本当に言いたいのは、信用創造に基づく過剰な通貨発行の愚かさ、利子ビジネス(一部の金融組織のビジネス)を継続させるために必要な過剰投資→過剰生産→過剰消費のサイクルの愚かさの事である。
落合先生は、近い将来に、現在の国際金融システム、信用創造に基づく通貨発行の終焉を迎えルだろうと予測(指摘)されている。多分、私もそう思う。安倍政権が、消費税10%へのアップとの抱き合わせで現金離れ、キャッシュレス決済の推進(キャッシュレス決済なら増税分をポイント等で還元するという措置(エサ)での現金離れの推進)を図っているのも、実は、来たるべき現国際金融システムの崩壊→新金融システム(キャッシュレス前提、電子マネー時代)への移行+中央銀行制度の廃止を睨んだものだろうと私も思っている。
 
まあ、そんな話は横に置いておき、私も遂に老齢基礎年金の一部から源泉徴収されて介護保険料を個別に納める身(満65歳以上)となってしまい、そろそろ、終末を意識した断捨離を行い始める年齢となった(笑)。
 
先日は、オールデジタル化(アナログ→フィルムスキャン→デジタル移行)を済ませ無用となってしまった写真のネガフィルムを、取っておいても仕方ないので、全て、ハサミで切って処分した。私の断捨離の第一弾である。お陰で本棚にかなりの空きスペースが確保出来た。
 
そして先週、今度は現金の精算である。・・・と言っても小銭についてだけだが。そもそも、大銭(お札)は大して持っていないし(笑)。
 
百均ショップで買った貯金箱に貯めていた小銭(1円玉、5円玉)を、数えて、全部、銀行口座に入れて来た。小銭の断捨離である。
 
実は、小銭の断捨離は初めてでは無い。学生時代に自宅で大きな瓶(こういうヤツ)に貯めていた小銭を、当時、銀行勤めだった姉に頼んでお札に交換して貰った事がある。就職が決まった時だった様な気もする。
その時の姉からの話であるが、閉店後のシャッターを下ろした銀行内で大瓶の小銭を機械で読んでカウントさせた時に、私が予め数えてメモに書いておいた金額と、機械がカウントした金額が1円合わなかったらしい。
銀行と言う所は、お金を扱う仕事だけに、例え1円でも合わない場合は、見つかるまで探すそうである。そして、「私が1円出します」という声も上がったらしいが、結局、機械の小銭投入口の隅っこに1円玉が引っ掛かっていたらしい。と言う事で一件落着だったそうである。
 
因みに、今回の小銭は、総額12,395円であった。ただし、内訳は以下であり、500円玉×20枚=1万円は、カミサンから1万円札と交換して貰った。

硬貨種別 枚数 総額
500円玉 20枚 10,000円
5円玉 243枚 1,215円
1円玉 1,180枚 1,180円

 

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1 断捨離する小銭(500円玉は除く)
 
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