今日から車1台の生活が始まる(笑)
2019年11月16日(土) 晴れ
昨日、20年近く生活を共にしてきた我が家のパジェロミニが搬出された。
思えば、1987年4月に結婚した当初以来、我が家は車2台の生活を続けて来た。本日より、車1台の新しい夫婦生活が始まる(ナンチャッテ 大笑い)。
我が家の車の歴史を振り返ってみるに、以下のとおり、結構な台数の車に乗って来たことになる。
№ | メーカー | 車名 | 色 | 区分 | 購入時期 | 主な利用者 | 購入理由 | 利用期間 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 日産 | サニー ターボ(?) | 白 | 新車 | 1984年4月? | カミサン | 就職祝い? | 8年(独身時代から) |
2 | トヨタ | カローラ ハードトップ | 青 | 中古車 | 1985年4月 | 私 | ペーパードライバー解消 | 3年(独身時代から) |
3 | 日産 | マーチ | 紺 | 新車 | 1988年3月 | 私 | 前車(カローラ)の老朽化 | 1年 |
4 | 日産 | マーチ | 白 | 新車 | 1989年5月 | 私 | 前車(マーチ 紺)の衝突事故(私)⇒廃車 | 5年 |
5 | 日産 | ブルーバード 4ドアセダン アテーサ | エンジ | 新車 | 1992年9月 | カミサン | 子供成長⇒前車(サニー)のキャパ不足解消 | 6年 |
6 | 日産 | パルサー 3ドアハッチバック | シルバーグリーン | 新車 | 1994年6月 | 私 | 前車(マーチ 白)の衝突事故(私)⇒廃車 | 5年半 |
7 | トヨタ | エスティマ エミーナ ELUCEO | ホワイトパールマイカ | 新車 | 1998年8月 | カミサン | 子供成長⇒前車(ブルーバード)のキャパ不足解消 | 5年 |
8 | 三菱 | パジェロミニ SKIPPER | ソフィアホワイト | 新車 | 2000年1月 | カミサン | 前車(パルサー)の老朽化 | 20年 |
8 | トヨタ | エスティマ T AERAS | ホワイトパールマイカ | 新車 | 2003年6月 | カミサン | 義理と勢い(笑)・・・ディーラ所長の退職祝いで買換え提案受入れ | 10年 |
9 | トヨタ | エスティマ アエラス PREMIUM EDITION | ホワイトパールマイカ | 新車 | 2014年1月 | カミサン | 前車(エスティマ)の自損事故(息子)⇒廃車 | 6年目(現役) |
私は、ちょうどパジェロミニを購入した2000年1月から京浜地区への転勤&新幹線通勤になったので、車通勤が無くなり、車運転の機会が激減した。従って、2台の車(パジェロミニ、エスティマ)は、主にカミサンが運転する事になり、近場はパジェロミニ、長距離はエスティマという使い分けになってきた。私が運転する機会と言えば、床屋に行く時にパジェロミニを運転するか、高速道を走る長距離移動(旅行、帰省、富士山の湧き水汲み)でエスティマを運転するくらいになっていた。
だから、2台目のエスティマは、利用期間は10年(2003/6〜2013/7)と長く使っていた様に見えるが、実際には殆ど自宅の駐車場に駐めっぱなしであり、自損事故で廃車する際には、まだ買った時の内装のビニール覆いが着いたままだった。
まあ、そういう状況なので、今の我が家には車1台で十分なのである。
昨日は、15時に業者がパジェロミニを引取に来るという連絡を貰っていたのだが、思いがけず、14時を回ったところで来訪された。
まあ作業は簡単なもので、クレーンの着いた2tトラックを道路の右端に停め、パジェロミニをトラックの左側に横付けして、パジェロの両側の窓ガラスを下ろして天井板にワイヤーを回して、上からクレーンでワイヤーを引っ張り上げて宙吊りにしてトラックの荷台に降ろすだけである。時間にして数分の作業であった。
廃車引取サービス業者(本社大阪)のホームページには、古い車でも、海外に持っていけば需要があるという様な説明がなされていたので、我が家のパジェロミニも少し手を入れた後に海外で再販されるのかもしれないと思っていたのだが、昨日の引取方法を見た限りでは、天井板にワイヤーを回すにしても傷が付かない様に毛布等で養生を施す訳でもないし、従って、クレーンで引き上げたワイヤーが車両の重みで両側の車の窓枠に食い込んで窓枠が凹んでいたので、どう見ても再販などする気は無さそうに見えた。そもそも、引取に来た業者さんは「自動車解体○○商店」という名前の会社だったので、解体するのが決まっているという事なのだろう。
因みに、クレーンで引き上げる所を夫婦で興味深く見ていたら、ドアを開けていた玄関から、愛犬マメちゃんが走り出て来てしまい、捕まえようとすると どんどん遠くに逃げて行ったので、慌ててカミサンがエスティマで追っかけて捕獲しに行く始末と相成った(笑)。
1ヶ月ほど前にも、散歩に出ようとした時に、マメちゃんがハーネスからすっぽ抜けたスキに逃げ出した事があり、捕獲に一苦労したので、今回も暫く帰って来ないだろうと予測していたのだが、今回は、カミサンが捕獲してすぐに戻ってきた。どうやら、マメちゃんの好物であるチキン蒸しを持参したらしく、チキンを見せたらすぐに近寄って来たとか(笑)。
今朝になって、ちょっとある考えが頭に浮かんだ。
先日、ネットで廃車代行サービス業者を探した時に、予想外に該当業者が多かったため、廃車の再利用ビジネスと言うものは結構うま味のあるビジネスなんだと思い込んでしまい、ネットにサイトを出しているサービス業者がビジネスの「主体」で、全国から廃車車両を集める手段として各地の既存の車整備業者とパートナー契約を結んで廃車車両収集作業を請け負ってもらい効率化して再販ビジネスを展開しているんだろうと想像してしまったのだが、もしかしたら主従が逆で、各地の車整備業者が「主体」、ネットを利用して全国から廃車車両を集めるという代行作業を請け負っているのがネットを賑わせている数多くの代行業者なのかも知れないと思い直したのである。廃車車両1台当たりの紹介手数料を各地の車整備業者から戴くというのがネット業者側のビジネスモデルなのかもしれない。冷静に考えたら、その方が少ない投資資本金(ネットサイト運営+ユーザからの受付業務だけ)で利益率の高いビジネスを展開出来そうである。だから、あんなにネットを賑わすサービス業者が多いのだろうと思った次第である。車両解体業は既存の業者がすれば良いわけだし、海外での再販ビジネスだって、ネットを賑わすほどの数の会社が必要とは思えず、それはそれで既存の海外再販会社がやれば良いわけであり、ネットを賑わしている多くのサービス業者は、集めた車両情報を既存の解体業者や海外再販業者に繋ぐ仲介業(手数料ビジネス)をやっていると考えるのが現実的だと思った次第である。
まあ、「廃車」一つでこんな事を想像して楽しんでいる自分も、我ながら暇人(ひまじん)だなあと思う(笑)。