【雑感】安楽死の復活を考えるべきでは・・・

【雑感】安楽死の復活を考えるべきでは・・・

先日、このニュース(以下)をテレビで見ていて、つくづく、罌粟を使った安楽死の選択を合法化して、楽に死を迎える自由をそろそろ真剣に考えるべきではないかと思った。

最近、落合莞爾先生の講座を経験する様になって、罌粟(ケシ)と言うものが、古代からの人類の宝であった事を知り、昔から人類は生老病死に罌粟をうまく利用してきた歴史があることを知った。
安楽寺、極楽寺、今でもそういうお寺が全国に残っていると思うが、これ全て、罌粟を用いて安楽死を実践していたお寺だそうである。
 
日本は、戦後、多分、米国からの圧力で、米国製薬業界のビジネスのために、麻薬の利用を(麻酔等の限られた一部の医療目的を除き)非合法にしてしまったが、罌粟を生老病死に使わないという選択は、人類にとっては大きな損失であると思う。

欧米では、最近、徐々に麻薬の利用が解禁され始めており、日本だけが米国の呪縛から解かれられずに、どんどん取り残されている感がある。

下のニュースでは、単に人工透析を止めますかという選択(=苦しんで死ぬのを選択しますかと言うのと同じ選択)を患者に突きつけているだけであり、理由は、罌粟の利用が非合法化された状態だからである。
どう考えてもナンセンスである。

植物状態だろうが何だろうが、とにかく生存時間を延ばす事が「善」、本人の意志で安らかに一生を終える事が「悪」だという前提に立つ現在の日本は、何処かがおかしい。どの党でも良いから、誰か、こういう疑問を提起して罌粟を使った安楽死の合法化を実現して欲しいものである。

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