【時事】藤原直哉さんの2019年2月時事解説・時局分析。日本の景気は、下関以外はダメ(笑)
2019年03月06日(水) くもり、時々、雨
いつ聞いても、とても分かり易い、素人の私でも理解出来る藤原直哉さんの時局分析。先月開催の講演である。
景気にも忖度(そんたく)が働くらしく(笑)、安倍晋三総理のお膝元・下関だけは好景気らしいが、それ以外の日本国内、及び、世界はどん底に向かって不況まっしぐらだそうである。
末尾に、講演会の映像(約2時間)を付けているが、一見の価値あり!
私が視聴しながら、走り書きでメモった内容は以下。
●世界は、不況の始まりである。但し、日銀副総裁によると、下関だけは好景気らしい(笑)。
●世界の企業では、人員削減の嵐。日本でも見え始めた。(私がお世話になった富士通でも)。
●世界の企業では、下方修正の嵐。
●グローバル経済(昔の言い方で言えば多国籍企業を主体とした経済)の破綻が始まった。
●モノが売れない時代に入った。
●企業は内部留保のある所もあるが、個人は全然余裕が無い。貯金がない。食費よりもローン返済に金が回っている。
⇒革命前夜。
●トランプの政策は雇用の取り合い(=工場の取り合い、保護政策)
●雇用を守る政策に転じた米国にとって、TPP、EPAなど、自由貿易を堅持する日本は一番悪い国。日本は、面と向かってトランプに弓を引いた。(自覚があるか否かは別にして)
⇒米中貿易戦争にケリが着いたら、トランプは、絶対に日本叩きに来る。ドスンと来る。
●世界は消費不況。店頭小売業はもうダメ。今や、amazon(ネット)でカレーのルーだって買える。「店頭」は価格で勝てない。
●不動産業は危険水域に入った。レオパレスの件は、破産させるための準備フェーズとしてワザと起こしてるのでは?
●不良債権は、最後に誰が尻拭いするか。1980年台の米バブルの時は米政府が尻拭いした。リーマンショックの時も一部は政府が尻拭いした。今回はもう、政府の尻拭いは無い。何処にツケが回る? ベイルインか(預金凍結とかでの銀行救済)?
⇒一気にハイパーインフレがやってくるカモ。
●年金問題は致命傷。こういう時は、絶対に政府が変わる。
●法定通貨システムがおかしくなって来ている。法廷通貨(ドル、円、・・・)が信用できない時代に入りつつある。仮想通貨での取引を導入する銀行も出現。
●習近平は、経済に弱い。世界経済が分かっていない。だから、危機対策を何も考えていない。
●こういう世の中になると、社会主義が台頭してくる。
個人⇒輪(個人が手を結ぶ)⇒トップ(資本家)を潰す。 下剋上の時代。
●籍(戸籍、国籍)の単位の世界の常識は個人(一人ひとり)。戸籍に家族(世帯主、配偶者、子供)をを単位としているのは日本だけ。世界では、国籍すら自分から勝ち取るもの。世界は厳しい。日本人は甘い環境に浸かっていて練られていない。
●世の中は、「所有」に拘らなくなって来ている。共有(シェア)の拡がり。
2019年2月時事解説・時局分析|藤原直哉理事長(第39回NSP時局ならびに日本再生戦略講演会)
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かくを
致命的
として起こしてる段階に入ったじゃないか?
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