【由無し事】久々のお雛様

【由無し事】久々のお雛様
2019年02月17日(日) 晴れ
 
何年ぶりか忘れたが、我が家に久々のお雛様登場。
昨年12月に初孫の奏穂(かほ)ちゃんが生まれたので、カミサンが孤軍奮闘して、久々に雛壇を飾り付けたのである。
飾り付けの位置関係は、明治以降の新様式らしい。

先週の旅行中に、バスガイドさんから教えて貰ったのだが、男雛(天皇)と女雛の位置関係は、本来の様式(古式)では男雛が左(見る方からは向かって右)、女雛が右(向かって左)なんだそうである。
西洋では、男性が右手に剣を持ち左手で女性を守ることから、男性が右(見る方からは向かって左)、女性が左(向かって右)に並ぶのが習慣らしいのだが、明治時代になって、明治天皇が西洋に合わせて男女の並び方を逆にしたそうである。だから、それに合わせて現代様式の雛壇では、男雛が右(見る方から向かって左)、女雛が左(向かって右)に変わったそうである。

まあ、わたし的には、雛壇を西洋に合わせる必要など全くないと思うので、古式に従うべきだと思うが、説明書に従って並べている我が家の雛壇は現代様式になっている。


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我が家の雛壇(長女が誕生した時に、カミサンの里から贈られたもの)