【娯楽】神奈川散策 〜ミニコンサート、みなとみらい〜 (2018/8)

【娯楽】神奈川散策 〜ミニコンサート、みなとみらい〜 (2018/8)

昨日の日曜日は、夫婦で久しぶりに都会に出た(笑)。川崎に住むカミサンの大学の同級生が、時々、頼まれて地域のコミュニティでヴァイオリン演奏をしているそうなのだが、その時の伴奏を最近はウチの娘(東京在住)が引き受けているらしく、昨日は、川崎市の港町にあるタワーマンション「リヴァリエA」のエントランスホールでミニコンサートをするというので、久しぶりに都会の空気を吸うのを兼ねて夫婦で出掛けたわけである。
場所的に、新幹線で行っても在来線で行っても殆ど移動時間が変わらないため、久しぶりの在来線(東海道線)で行くことにした。マメちゃん散歩を朝の5時に済ませ、7時半に三島の自宅を出発。休日のこの時間帯の東海道線(上り)は熱海止まりが多く、熱海で乗換えて横浜まで行く。それにしても、Suicaでの乗車は、JR各会社のうち1社のエリア内で完結した区間でしか出来ず、従って、三島〜熱海の区間は僅か3駅なのにJR東海JR東日本にまたがる区間であるためSuica乗車が出来ず、切符を買うしかないのである。もちろん、三島〜横浜も同じくSuica乗車不可である。国鉄、分社化前のJR時代から、乗車料金は営業キロで計算される方式になっているため、分社化後の複数JR会社をまたぐ区間の乗車料金については、従来の料金を保証した上で各会社間の売上配分方法を既に決めている筈である。通しの切符が国鉄時代同様に買える訳であるから。それなのに、切符はOKなのにSuicaはNGだと言うのは、単にSuicaでのサポートをサボっているだけではないかと私は思う。Suicaシステムの改造に多少の投資は必要だと思うが、もう何年も経過しているのに一向にサポートしないのは、カスタマフォーカスな経営理念では無いと言う事なのだろう。民営化したと行っても、やはりJRはお役所感覚が残っているのかもしれない。
横浜駅京浜急行(本線)に乗換え、京急川崎大師線に乗り換える。横浜を出たところで、カミサンが何か差し入れを持って行きたいと言うので、京急川崎で調達することにした。幸い一旦下車して外に出なくてもエキナカタリーズコーヒーの店があり、ドーナツ等の軽食を置いていたので、それを買って差し入れることにした。ところが、買っている最中に娘からLINEメッセージが入り、開演時刻が間違っていたとの知らせが届いた。11:00だと聞いていたのに11:50だったらしい。京急川崎からは1駅先なのに、2時間弱の時間があるとなると、何処か寄り道しないと時間を持て余してしまう。考えた結果、川崎大師に周ってみることにした。私は行ったことがあるが、カミサンが未だ行ったことがないと言うのでちょうど良かった。
大師線川崎大師駅に向かい、駅を出ると、正面に参道の入り口があった。以前私が訪れた時はJR川崎駅から徒歩で行ったので、川崎大師へは裏手から入った。表参道は初である。それにしても暑い。台風が通り過ぎて涼しくなったと思ったのに真夏の暑さが戻って来た様である。

お参りを済ませて、電車で港町(みなとちょう)駅まで戻ると、目的のタワーマンションは駅のすぐ裏側に隣接していた。タワーマンションでは、地域コミュニティの催しが開催されているらしく、焼きそば、その他の出店が並んでいた。少し早かったが冷房の効いた室内で涼みたかったのでエントランスホールに入ったら、演奏者の二人が既に演奏をしていた。リハーサルの様である。観客もチラホラと集まって座席に着いている。
定刻にミニコンサートが始まった。子供受けする様に、知名度の高い曲や子供向けの曲を優先的に選んでいる様である。メインはヴァイオリン演奏であり娘は伴奏の担当であるが、2曲だけピアノ独奏も入れて貰っていた。プログラムの最後から2番目が、メジャーなピアノ曲であるショパン作曲の幻想即興曲であったが、娘の演奏は小学校の時の発表会演奏よりも格段に上達していた。当然と言えば当然である。音高、音大と経験した訳なので。それにしても、今回初めて聴いたものがある。ステージでの娘の話す声である。まあ、格好つけていると言うか何と言うか、今まで聴いたことのない喋り声であった。現職のピアノ教室での子供向けの喋り方だそうである(笑)。そして最後はヴァイオリン演奏のブラームス作曲・ハンガリー舞曲5番であった。

とにかく暑かったので、「早ビ」である(笑)。(早ビ:「早くビール」の略。私が咄嗟に作った造語) 港町駅京急川崎京急横浜〜みなとみらい線横浜〜みなとみらい、と乗り継いで目的地へ。事前に調べてあった横浜ランドマークタワーの地下2階にある「世界のビール博物館」である。ランドマークタワーは地下鉄駅から少し離れている様だったので、一旦、地上に出て歩くことにした。ところが、ランドマークタワーに来たのにビルへの入り口が分からない。それでも何とか入って地下に進んだのだが、今度は目指す店への行き方が分からない。結構迷った末に、駐車場エリアを横切ったりしながら何とか辿り着いた。帰りに分かったのだが、地下鉄の駅から地下伝いで行けたらしい。これだから田舎者は困る(笑)。
私は飲み比べセットと言うのを頼んだ。5種類のビールが飲めるらしい。ところが、出てきたビールのグラスが、写真とは違ってチッチャイこと。1杯あたり約500円は高くない? しかも、正直、英国ビールは不味いし、他のものも日本のビールと比べたら落ちる。会社時代に出張してきたシーメンス社のドイツ人と飲んだ時に、日本のビールは「エクセレント!」と言って絶賛していたが、やはり、ビールは日本のが一番美味い! それを再認識した。それにしても、「世界のビール博物館」と言いながら、何故、肝心の日本のビールを置いていないのか。日本のビールは高い値段設定をする訳にも行かず儲からんと言うことか(笑)。出て来る料理も味は今ひとつであった。夫婦で、やっぱりビヤホールは「銀座ライオン」に限るという事で意見が一致。
娘は午後の分の演奏もあったが、それを終えてこの店で合流。夜にピアノ教室があるので、アルコールは飲まずジンジャーエールである。その分、ガッツリ食べた?(笑)
それにしても、たいして美味しくなかったしビールも余り追加注文しなかったのに会計が2万円弱とは恐れ入った。もう二度と行かない店だろうと思う。

JR横浜駅まで戻り、反対方向の娘と別れて東海道線に乗って三島に帰って来た。久しぶりの都会の空気に触れた一日であった。帰って玄関のドアを開けたら、マメちゃんが寂しかったのか、暫く私に飛びつきまわっていた。

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