【紀行】ハワイ旅行2018(1) 〜往路(三島〜ハワイ)〜

【紀行】ハワイ旅行2018(1) 〜往路(三島〜ハワイ)〜
2018年06月18日(月) 雨

長男の会社(X生命保険)では、毎年、各社員の1年間の成果(頑張り)に対して、社長賞の授与と言う形で報いるイベントが催される。社長賞には、成果の大きさにより何段階かのランク付けがされていて、各社員は、より高いランクの社長賞入賞を目指して1年間頑張る訳である。
社長賞の授与と言うイベントは、多くの企業でも催されていると思うが、X社が他社と大きく異なる点は、成果の評価方法(入賞選別方法)が社員間での相対評価ではなく、社員一人ひとりの絶対評価であるという点である。だから、入賞者数(枠)が予め決まっているのではなく、入賞基準さえクリアできれば人数に関係なく入賞出来ると言うことである。理論的には全社員が入賞する事だって有り得るのである。ただし、そんなにヤワな入賞基準ではないらしいが。
X社の社員の優秀さを客観的に見ることが出来る指標として、MDRTという国際的な金融業界メンバ向けの認定資格(MDRT会員入会資格、資格は1年限りで毎年リセット)があるが、X社は、このMDRT会員数が、国内企業でダントツのトップなのである。因みに、2018年度のMDRT入会基準は以下とのこと(円換算)。如何に高い基準であるかが分かる。

成績資格 メンバー COT(コート・オブ・ザ・テーブル) TOT(トップ・オブ・ザ・テーブル)
手数料ベースで入会申請する場合の基準 11,659,300円 34,977,900円(メンバーの3倍) 69,955,800円(メンバーの6倍)
収入ベースで入会申請する場合の基準 20,054,000円 60,162,000円(メンバーの3倍) 120,324,000円(メンバーの6倍)
保険料ベースで入会申請する場合の基準 34,977,900円 104,933,700円(メンバーの3倍) 209,867,400円(メンバーの6倍)

以下は、日経新聞に掲載されたX社のMDRT会員の写真である。勿論、うちの長男も写っている(笑)。

 
話をハワイ旅行に戻すが、X社は今年が創立30周年であるが、年々、社長賞入賞者数が増え、今回(2017年度の入賞者)は4桁であったそうである。うちの長男は、2011年に大学を卒業して富士通エフサスに入社し3年間勤務したが、ご縁があってX社に誘われて転職。お陰様で、転職後4年連続で社長賞に入賞している。授賞式は最近はハワイ(ホノルル)で開催されているが、我々夫婦が息子から招待されて授賞式に参列するのは、初入賞の3年前に続き今回が2回目である。今回は、昨年6月に息子の婚約者のご両親との初顔合わせの席で、息子が、「今年度の社長賞を獲得して、来年の授賞式に両家の両親をハワイに招待する。」と決意表明していたため、宣言どおり見事に入賞して両家の両親ともども、総勢6人での授賞式参加となった。
社員の社長賞授賞式に家族が一緒に参加すると言うのも、世間一般には珍しいと思われるが、X社では、家族の理解と協力があってこその社員の頑張りであるから、喜びも家族一緒に味わって欲しいと言う考えであり、入賞ランクに応じた人数分(受賞者本人+α)の旅費を会社が持ってくれるし、本人負担で家族を連れて行くことも出来る。だから、恐らく毎年の表彰式には、受賞者数よりも数倍多い同伴家族が参列しているのではないかと思われる。成績順位1位(チャンピオン)になった人が30分前後のスピーチを行うが、もう感動的な内容であり、会場中が涙涙となることも少なくない。

今回のハワイ旅行のスケジュールは以下のとおり。(斜体の時刻はハワイ時間)

  日付 時刻 区分 行動単位 内容
1 6月5日(火) 14:00〜16:30 移動 我々夫婦 自宅〜三島〜東京〜日暮里〜成田空港(第二ターミナル)
    〜20:00 自由時間 各世帯別 成田空港内散策
    20:40〜11:00 移動 3世帯 成田空港〜ホノルル空港〜ホテル(ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ)
    18:30 自由時間 各世帯別 我々夫婦は、ワイキキ散策、ランチ
    21:00 夕食会 3世帯 3世帯合同で夕食会(ワイキキ、イタリアン店)
2 6月6日(水) 08:0012:00 表彰式 3世帯 ホテル内の大ホール「コーラルボールルーム」で表彰式(1日目)
    18:00 自由時間 各世帯別 我々夫婦は、ワイキキビーチ散策、バスでワイキキ街中に移動し散策、買い物
    21:00 夕食会 3世帯 息子所属の支社長が主催する夕食会(ワイキキ、ステーキハウス
3 6月7日(木) 08:0012:00 表彰式 3世帯 ホテル内の大ホール「コーラルボールルーム」で表彰式(2日目)
    午後 自由時間 各世帯別 我々夫婦は、ダイヤモンドヘッド登山、バスでアラモアナに移動し買い物、ホテルで部屋飲み。
4 6月8日(金) 08:0012:00 表彰式 3世帯 ホテル内の大ホール「コーラルボールルーム」で表彰式(3日目)
    16:00 自由時間 各世帯別 我々夫婦は、アラモアナ散策、買い物
    21:30 パーティー 3世帯 X社全体でフェアウェルパーティー(ハワイ・コンベンション・センター)
5 6月9日( 09:3019:00 終日自由 家系別 M家の親子3人は、バスでカイルア地区へ。カイルア市街散策、買い物、カイルアビーチ、ラニカイビーチ散策
    21:00 アラモアナで夕食(アラモアナホテル内のステーキ店)
6 6月10日( 11:4512:15 移動 3世帯 ホテル〜ホノルル空港
    14:45 自由時間 各世帯別 ホノルル空港内散策
    15:20 移動 3世帯 ホノルル空港を出発
  6月11日(月) 〜18:15 移動 3世帯 ホノルル空港〜成田空港
    〜22:10 移動 我々夫婦 成田空港〜東京〜三島〜自宅

【1】移動(自宅〜成田空港)
午前中、愛犬マメちゃんをペットホテルに預けに行き、午後2時前にタクシーで自宅を出発して三島駅へ。
今回は、品川から成田エクスプレスに乗り換えて空港に向かう予定であったので、三島駅みどりの窓口成田エクスプレスの座席指定を取る予定にしていた。ところが、平日の午後2時だと言うのに みどりの窓口には長い待ち行列が出来ていた。それも殆どが観光客風の外国人である。さらに悪いことに、三つある窓口のうち開いているのは一つだけ。暫くしてもう一つ開いたのだが、何しろ外人さんが相手なので応対時間が長く、一人に5分以上掛かっている様であり、新幹線の乗車時刻まで20数分の余裕があった筈なのに乗車5分前になってもまだまだ何人も並んだ状態だったため、ここで座席指定を取るのを断念しホームに上った。
品川駅で新幹線を下車したあと、横須賀線ホームでも成田エクスプレスの指定席券は買えると思ったが、何しろ品川駅での乗り換え時間が11分しかなく、新幹線品川駅のホームから新幹線改札口までの距離が結構ある事や横須賀線ホームでの指定席券購入客が多かった場合等を考えると、成田エクスプレスの利用は止めた方が良いと思い直し、新幹線で東京まで行って、山手線で日暮里まで回って京成スカイライナーを使うルートに切り替えた。
日暮里駅に着くと、幸い5分後に発車するスカイライナーがあったので切符を買って乗り換える。ところが、ここで別のトラブルが発生してしまった。カミさんがJRの乗車券(三島〜東京都区内)を持って無いというのである。東京駅で新幹線から在来線に乗り換えるときに、改札機から戻ってくる乗車券を取り忘れた様なのである。スカイライナー発車まで数分しかないので、京成の駅員さんに事情を話し、駅員さんも座席指定券を見て時間が切羽詰まっている事を承知しているので何とか乗り換えをさせてくれた。

【2】移動(成田空港〜ハワイ)
4時半に成田空港(第二ターミナル)に到着。成田空港へは、前回の3年前は車で来たので、電車で来るのは5年ぶりである。電車を下りてから空港構内までの距離は結構長かった様な気がしていたのだが、今回はすごく短く感じた。
18:10の集合時刻までは十分な時間があるので、いつもの様にラウンジに入って休憩。飲み物は、これも何時もの様にビールを戴く。そうこうするうちに、息子から空港に着いたとの電話が入り、暫くして息子夫婦と両家(以降、T家M家と表記する)の親夫婦の3世帯6人が一堂に会した。
20:40発JAL780便への搭乗組のX社集合時刻は18:10であるが、前回がそうであった様に、別に全員がその時刻に集合すると言う訳ではなく、来た人から集合カウンターで搭乗券を受け取って散って行くだけである。息子が搭乗券を受け取って戻って来たので、早速、荷物を預けるチェックインカウンターの列に並ぶ。そのうちに息子と同じ支社の入賞者家族の姿が見え始める。我々夫婦も、3年前のハワイ行き、昨年10月の息子の結婚式に続き3度目のご対面となるので、和やかに接する関係にある。
搭乗手続き、セキュリティーチェックを抜けたところで、一旦、3世帯は解散。搭乗開始時刻5分前までに搭乗ゲートに集まる事とした。我々夫婦は、免税店などを散策したが大して時間は潰せず、椅子に腰掛けてスマフォの設定確認をした。息子がレンタルのWiFi機器を借りてくれているので、説明書を読みながらネット接続関係の設定変更をするのである。これをちゃんとやっておかないと、ハワイに着いてスマフォの電源を入れた途端に色んなメッセージやらソフトウェアアップデートが受信されて、後日、高額な通信料金が請求されるケースもあるらしい。
最後に、売店ハイボールを調達して搭乗ゲートに行くと、T家のご両親が既に来られていた。
成田〜ホノルル間の航行時間は約7時間。途中、日付変更線を越えるので、夜に出て同日の朝に着くことになる。機内食は夕食か夜食か分からないが1回、それに、朝食と思われるパン類が別に配られた。座席モニタの映画メニューをチェックしたが余り面白そうなものが無かったので、私は、麻雀の上海ゲームで時間を潰した。
ホノルル空港に着き入国審査場に並ぶと、写真撮影と指紋採取がされる。毎回、写真撮影と指紋採取をしなくても、パスポート番号から前回入国時の写真と指紋をデータベースから自動検索して照合できそうなものだが、そういう事はしないらしい。
荷物を受け取り外に出ると、X社のスタッフの方が待っていて、順次誘導され、バスに乗ってホテルに向かう。ホテルはワイキキにあるヒルトン・ハワイアン・ビレッジである。
30分ほどでホテルに着くと、タパタワー棟の2階大広間で名札やホテル資料、キー等の一式を受け取り、各部屋に別れていく。荷物は、後からポーターが部屋まで運んでくれるらしい。どの荷物が誰のもので、どの部屋に泊まるのか分からないのでは無いかと思ったのだが、荷物に付けておいた荷札の名前をもとに、スタッフが手持ちリストから名前と部屋番号をリンク付け(多分、パソコンでの検索を利用)して、ポーターに運ばせるらしい。なんと行き届いたサービスなのか。
我々3世帯の部屋は、同じタパタワーの最上階(35階)の3部屋であった。この部屋で、5泊することになる。

【3】到着日のあれこれ
エレベーターで35階に上がったら、部屋の方向を示す矢印の下に書かれている部屋番号の範囲が、何と左右どちらの矢印も同じ番号範囲なのである。果たしてどちらに進むべきかと一瞬悩んだのだが、良く良く見たら部屋番号範囲の下に、「EVEN」「ODD」の文字が見えた。偶数番号の部屋と奇数番号の部屋で左右に別れているという事である。
35階からの眺望は素晴らしかったが、3年前のレインボータワーとは違い、今回のタパタワーは一番道路寄り(陸側)の建物なので、外出には便利だが、残念ながらワイキキビーチやダイヤモンドヘッドは部屋から見えない。
午後の行動は、夕食を3世帯一緒に取るが、それまでは世帯ごとに別行動する事になっている。我々夫婦は、荷物が部屋に届いたので、早速、軽装に着替えてビーチサンダルでランチ&買い物に出かけることにした。ランチは、ワイキキ・ビーチ・ウォークにあるハンバーガーの店「チーズバーガー・ビーチ・ウォーク」に決めていた。ホテルから1km足らずなので歩いて行く。今回は、信号無視や横断歩道以外での横断をしたら罰金を取られると事前に聞いていたので、遵法精神で対応した(笑)。途中、翌日の夕食会が予定されているステーキハウスの場所を確認したが、何と、その店は米国大統領・トランプさんがオーナーと思われるトランプビルの1階にあった。ハンバーガーは予想どおり超ビッグであり、何処をどう持って食べればよいのか迷ったが、とにかくナイフで切り刻みながら完食した。飲み物は、本場ハワイということでパイナップルジュースを注文したのだが、味が薄くて「美味い!」と言うほどでは無かった。100%果汁が当たり前になっている日本のジュースに慣れていると物足りない味である。
食事のあとは、近くのABCストアでお土産の買い物である。母より、「色々使ったけどハワイの口紅が一番落ちにくいので買ってきて」と頼まれており、姉から、「ABCストアで売っている普通のお土産用の口紅だからすぐに見つかるよ」とアドバイスを貰っていたので、ABCストアに来た訳である。ところが、撮ってきた写真と同じ口紅が見当たらない。定員さんに写真を見せても「無い」と言う。ただ、中身は同じだろうと思われるアロエ成分の口紅が並んでいたので、それを買って帰ることにした。買い物の後はカラカウア通りを少し散策してから'OLI'OLIバスでホテルに戻る。
夕方になったので、再び着替えて街に出た。今度は31年前の新婚旅行の時に買ったアロハシャツを着る。昼間と同じ様に歩いてワイキキ・ビーチ・ウォークへ。18:30の予約時刻より15分ほど早く夕食の店「タオルミーナ・シチリアン・キュイジーヌ」に到着。T家のご両親が既に来られていたが、店の人から「予約時間は夜8時です」と言われてしまったらしい。最後に息子夫婦が現れたので予約時間の話を伝え、息子が店内に入って確認したようだが、やはり20:00の予約になっていて前倒しは無理だとの事。予約の時に、店の人がeighteenをeightと聴き間違えたのかも知れない。仕方がないのでキャンセルし、息子たちがスマフォで別の店を探した結果、一つ隣の通り(サラトガ・ロード)に評判が良いらしいイタリアンの店が見つかった。
店の名前は覚えていないが、野菜サラダ、パン、2種類のスパゲティ、魚料理と出てきて、最後にティラミスが出てきたが、どれも美味しかった。
こうして長い長い2日分はあろうかというハワイ旅行の一日目が終わった。それにしても、3年ぶりに履いたビーチサンダルが慣れないせいか、親指と人差し指の間がヒリヒリする(笑)。


1 成田エクスプレスから急遽、京成スカイライナーに変更  


2 成田空港 63番搭乗ゲート付近  
 

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6 往路の機内食(夕食? 夜食?)  
 

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9 ヒルトン・ハワイアン・ビレッジのタパタワー2階大広間。日本からの到着メンバを迎える部屋  
 

10 どんな味か気になって飲んだドリンク(笑)  
 

11 ホテルの部屋情報などが到着メンバに配布される。JTBが運営する'OLI'OLIバスの無料パス引換券。  
 

12 T家のご両親と息子の奥さん  
 

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16 我々夫婦と息子  
 

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19 タパタワーのエレベーターは、19階以上と以下の2系統に分かれている。  


20 タパタワー35階の部屋からの眺望  
 

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24 下に見える建物が、表彰式が行われるコーラルボールルーム  
 

25 部屋の様子。左は別の部屋ではなく鏡(笑)  
 

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27 ランチを食べにワイキキ街中に繰り出す  
 

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36 翌日の支社夕食会が催されるステーキハウス。トランプ・ビルの1階。  
 

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38 ワイキキ・ビーチ・ウォークにある「チーズバーガー・ビーチ・ウォーク」でランチ。パイナップルジュースを飲む。  
 

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40 カミサンの注文は、ロイヤル・アリイ・チーズバーガー  
 

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42 私は、バーベキュー・ベーコン・チーズバーガー  
 

43 完食  
 

44 予約してある本日の夕食の店の場所を確認  
 

45  カラカウア通りを散策 
 

46 ホテルに帰還  
 

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49 ホテルの敷地内にあるアイスクリーム屋さん「ラッパーズ」にて  
 

50 予約していた店「タオルミーナシシリアンキュイジーヌ」が予約時間の手違いで、急遽 、別の店に変更。サラトガ通りにあるイタリアンで夕食。 
 

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