【トピックス】長男の結婚式・披露宴

【トピックス】長男の結婚式・披露宴
2017年10月23日(月) 晴れ

台風が通り過ぎたと思ったら暑い夏が戻ってきた(笑)。まあ、本日は夏日(25℃以上)である事は確かである。
さて、暫くこのブログの更新をお休みしていたが、別に、選挙活動のラストスパートで忙しかった訳ではない。実は、10月21日(土)が長男の結婚式・披露宴であり、2泊3日で東京に出掛けていたのである。
長男夫婦は、実は2月に既に入籍を済ませていて、式と披露宴だけが諸般の事情で延びていたのである。式には福岡から私の母、兄夫婦、姉も来てくれたので、式の前日から昨日までの3日間行動を共にした。
■10月20日(金)
金曜日の昼過ぎに福岡から到着するJAL便を迎えるべく、朝の9時に三島の自宅を車で出発。愛犬マメちゃんは、前日にペットホテルにお預けである。初日は、羽田空港内でランチを取ったあと、ホテルに向う前に佃島に寄り道した。福岡の人たちは佃島の事は多分知らないから物珍しいだろうと思ったし、我が家も2013年に会社を退職して以来、東京に出る機会が減り、しばらく佃島の美味しい佃煮を食べていなかったので、久しぶりに行ってみたかったのである。お目当ての佃煮やさんは、「佃源田中屋」と言うお店である。以前、東京都内をウォーキングしていた時に、たまたま入った佃煮屋さんなのだが、これが美味しくて、特に昆布(こぶ)が抜群に美味しいのである。以来、出張の帰りに回り道しては買って帰っていたのである。駐車場もない小さなお店であり、一瞬通り過ぎてしまったのだがUターンが出来ない場所にあるのでバックして何とか辿り着いた。
買い物のあとは、佃島から白金台のホテルへ。ホテルは、福岡の兄が一緒に予約してくれていたので、有難く使わせて貰った。結婚式場である八芳園から徒歩5分の所にある「シェラトン都ホテル東京」である。
夕食は、以前に一度行ったことのある大崎駅近くの「日本海 海の華」と言うお店を予約してあったので、タクシー2台で向かった。実は、長男夫婦が住むマンションも、長男の会社・プルデンシャル生命の支社も大崎にあるのである。料理は海の幸、山の幸が豊富に使われていて、しかも量が多くて食べきれない程であった。何年ぶりかで食べる(笑)松茸の土瓶蒸しも有難かった。
因みに、ホテルでタクシーを2台呼んで貰ったのだが、約1500円✕2台の乗車料金に加えて、迎車料金が約400円✕2台、予約料金が約400円✕1予約と掛かったのにはビックリ。田舎の三島とは違い、さすが東京は大都会である(笑)。
■10月21日(土)
翌日は、カミサンが着物の着付けとヘアメイクのために8時に式場に入る必要があったので、早めに朝食を取ったあと、散歩を兼ねて八芳園まで同伴して歩いて行った。私はホテルに戻ってしばし寛いだあと、モーニングに着替えて再び八芳園へ。モーニングを着るのは生まれて初めてである。
9時半頃に式場に着くと4階の親族控室に通された。一番乗りである。やがて、着付けが終わったカミサンも控室に到着。親族控室は両家が同じ部屋になっていて、左が新婦側親族、右側が新郎側親族に分かれて座る様になっていた。浜松で働いている次男と会うのは、実に2年2ヶ月ぶりである。そして、10:20頃に親族全員が集まると両家親族の初顔合わせイベントである。私が新郎側の親族紹介をするつもりでいたが、式場担当の方の指示で新郎が親族を紹介。
11時頃から式場に入り結婚式が始まる。我々の時代は、確か、結婚式は親族だけで行ったと思ったが、西洋式の教会での挙式に影響されたのかどうかは知らないが、八芳園では招待客も式に参列するらしく、神殿もとても広い部屋であった。
式のあとは親族の記念写真撮影である。八芳園では晴れていれば広いお庭で撮影するようであったが、あいにくこの日は雨。一応、お庭での撮影が可能かどうかを新郎新婦と両家の両親で見て回った。結果は、やはり無理そうという結論になり、スナップ写真だけを数枚撮影して屋内のスタジオに移動して親族撮影を行った。
そして、いよいよ披露宴である。私達の時は招待客入場の際も入り口で新郎新婦、両家の両親、媒酌人夫妻が出迎えをしたものだが、今回の披露宴では出迎えは無し。また、媒酌人も無しである。まあ、結婚式・披露宴の形態も昔とは随分変わったものである。テーブルに出席者が座り終えると正面のスクリーンにオープニングのムービーが映し出される。そして新郎新婦の入場である。当然の事ながら入り口から新郎新婦がスポットライトを浴びながら入場するのかと思いきや、何と、長方形の披露宴会場の正面に向かって右側の長辺の壁の幕が開き、広いお庭の風景を一枚の額縁の中の絵の様に見立てた背景が浮き出て、その中央に新郎新婦が立っていたのには驚いた。何とも素晴らしいシーンである。広いお庭を持つ八芳園ならではの企画である。
新郎新婦が入場すると、新郎の挨拶、プロフィールムービーを映しながらの司会者による新郎新婦の紹介、主賓の祝辞、獺祭(日本酒)の樽を使った鏡開きと続き、獺祭による乾杯である。空きっ腹の中を獺祭が染み込んで来るので、結構効く。このあとは暫くの歓談である。新郎の父親として結婚式に出席するのは初体験であったが、ここからが我々夫婦の出番である。ビール瓶を片手に各テーブルを回ってお客様に挨拶をして回る。スピーチやらお色直しやらと宴の企画が色々あるので、両親の挨拶回りの開始と終了の指示は、企画イベントの合間を狙って八芳園側のスタッフが声掛けする。130名弱の列席者全員に挨拶して回るつもりであったため、結構なハードスケジュールである。自席に座っていられるのはほんの僅かの時間であった。
宴は、お色直しからの新郎新婦の再入場、ケーキカット、歓談、祝電披露と続き、2時間半くらいが経過したところでクライマックスフェーズに入る。今回の宴での新郎によるサプライズである。我々夫婦は勿論知っていたが、新婦も全く知らなかったサプライズである。長男が、この日のために三島の実家や練馬区に住む姉のところで練習して昔の勘を取り戻していたピアノ演奏である。披露する曲は、リストの「愛の夢」。ポピュラーな曲であり、美しいメロディーであるが、結構難しい部分もある曲だとカミサンから聞いている。
そして、新婦からの手紙、新郎新婦から二人の母親への贈り物と続いて、親族代表の御礼挨拶で締めてお開きである。恒例により新郎の父である私から御礼の挨拶をさせて戴いた。お見送りは昔と同じ様に出口で新郎新婦+両家の両親が並んでお見送りする。とても良い披露宴だった言うお褒めの言葉が多く、本当に良かった。
ホテルに戻ったあと、少し休んでから夕食に出た。この日は、昼間の披露宴が3時過ぎまで続くと思ったので、食事処の予約はしおていたが料理は予約せず、お腹の具合に応じて現地で注文することとしていた。場所は、恵比寿にある「YEBISU FLY BAR」と言うお店である。なかなか美味しい料理が沢山出て来た。
■10月22日(日)
この日は朝から強風と雨であった。朝食を済ませたあと、10時にチェックアウト。レインボーブリッジの上を歩いて貰う計画を立てていたのだが、天候が天候だけにちょっと無理かとも思いつつ、取り敢えず、芝浦アンカレイジに皆を連れて行った。私と母は車でお台場側に先回りして待つつもりであったが、一応、橋の上の様子を聞いた方が良いと思い電話したところ、横殴りの雨で橋を歩いて渡るのは無理とのこと。結局、すぐにエレベーターで下りて来たので、車で橋を渡ってお台場へ。アクアシティの駐車場に車を入れてアクアシティ内を散策。ランチは、予約していた6階の食事処「響 お台場店」で取った。
選挙があるので早く三島に帰れと言われ、食事を終えるとすぐにお台場を出て羽田空港に向う。ところが、途中の道が混んで信号が青になっても1cmも動かない状態が何度も続き、ようやく渋滞を抜けたと思ったら、首都高速湾岸線(下り)への入り口を間違えて国道357号を走ってしまい、あとはナビの言うがままに川崎まで行かされ、首都高速湾岸線(上り)でようやく羽田空港まで戻ってきた。
羽田空港第一ターミナルビルで親兄姉を降ろして見送ったあと、三島に戻って来た。
選挙の投票を終え、マメちゃんをペットホテルから連れて帰って来たあと、数時間して福岡からの着いたとの連絡を貰った。どうやら福岡空港の上空で強風のために着陸できず、何度も旋回したそうであり、東京に戻る燃料も積んであるからと言われたりもしたそうであるが、何とか着陸出来たという事であった。

そして、夜の8時になったところで、早速、NHKが自民党圧勝の報道である。誰が首班指名されるのかは11月1日の特別国会まで分からないが、私は、まだ、安倍政権にはならないだろうとの一縷の望みを捨ててはいない。さて、この先、日本の国はどうなることやら。

結婚式の写真は、新郎の父という立場上、あまり撮影出来なかったので、iPhoneで撮った数枚しかないが、そのうちにプロのカメラマンが撮影した写真や映像が貰えると思うので、その時にはまた、ここにアップしたいと思う。
取りあえず、iPhone撮影の写真と、学生時代の長男のピアノ演奏をアップしておく。長男から「止めてくれ」と苦情が入るかもしれないが、もう解禁で公開してもいいよな(笑)。

 ショパン バラード 3番
 ショパン ポロネーズ 英雄
 

1 美味しい佃煮の店「佃源 田中屋」(佃島)  
 

2  
 

3  
 

4  
 

5 式の前の表情 
 

6  
 

7  
 

8 左から、カミサン、長女、新郎(長男)、新婦、私、次男 
 

9 新郎新婦と伯父・伯母(カミサンの兄夫婦) 
 

10 新郎新婦入場 
 

11  
 

12  
 

13  
 

14 3兄弟 
 

15 姉、弟の同伴で新郎のお色直し退場 
 

16  
 

17  

追記
神前式の式次第を貰っていたので、記念に内容を転記しておく。原文は縦書き。(特に、著作権表示も無いので転記は問題ないでしょう。)
出雲大社
八雲立つ出雲の国は
神の国 神話の国として知られています
出雲大社は神代の神々を祀る神社の中心となっている
大国主大神」をお祀りした神社です
八芳園出雲大社と同じ祭神を祀り
出雲祭式で行なわれます
出雲大社
大国主大神」は「所造天下大神」と呼ばれ
日本の国土をひらかれた神であると共に
『縁結びの神』としても有名です
出雲大社は縁結びも
単に男女の縁を結ぶだけでなく
すべてのものがお互いの発展の為に結ばれ
社会が明るく幸せに満ちたものとなることを意味し
古くから日本人の心にとけこみ
人々から篤く崇敬され続けています

神前式 式次第
参殿
新郎新婦 入場
修祓の儀
神事に従う前に 身のけがれを祓う儀式
祝詞奏上
ふたりの結婚を神に報告
玉串奉奠(拝礼)
新郎新婦が感謝と祈りを込めて玉串を神殿に捧げます
誓詞奉読
指輪の儀
誓杯の儀
三三九度の杯盃 酒盃を取り交わす事によって
夫婦の固めをなします
親族杯の儀
両家の家族が親族となった誓いの杯を交わす儀式
玉串奉奠(拝礼)
両家代表者が感謝と祈りを込めて玉串を神殿に奉納します
鈴の儀
鈴を鳴らし振る事によって幸福なご家庭と益々の
子孫繁栄を祈念します
一同退場