【紀行】台湾旅行２０１７（１０） 台北（たいほく）観光（３）忠烈祠（ちゅうれつし）
２０１７年０２月１９日（日） 晴れ
写真の整理などで中々最後まで紀行文が完了せず、もう結構な日数が経過してしまった。かなり記憶も薄れつつあるが、いよいよ旅行の最終日まで来たので、もう一息である。（笑）
【１月２８日】台北観光〜帰国
■忠烈祠（ちゅうれつし）
旅行の最終日、まずは忠烈祠の一糸乱れぬ衛兵の交代を見学すべくホテルを出発。忠烈祠はホテルからすぐであり、歩いてでも行けそうな距離であった。有名な衛兵の交代は、朝の９時から１時間ごとに行われるそうである。８時５０分頃には入口に着いたので他の観光客はまだ殆ど来ておらず、好きな位置で見学出来そうであった。来る時の車内で朱さんが、「衛兵は人形ではなく生身の人間ですからね。」と言っていたが、門の両側に立っている衛兵を見て意味が分かった。本当に「静止」しているのである。さすがに瞬きはするが。この衛兵のお務めは、若者が兵役で軍隊に入るとまずやらされるものらしく、目の前に立っている衛兵さん達も若い。まだ着任してからの期間が長くないのか、二人のうちの一人は「静止」と言っても少し身体が揺れていた。お勤めご苦労様です。
９時少し前になると、門の中に綱が引かれ、綱の手前までは観客が進んで入って良い様になる。やがて時刻になり、次の衛兵達が詰め所から出て来て整然と歩いて門の前に近づいて来た。見事に一糸乱れぬ動きである。観客のシャッター音が鳴り始める。門の内側に［２人×３列＋先頭に１人］の隊列を作った７人の衛兵は、中央奥の本殿に向かって隊列を崩さず一歩ずつ進んでいく。右腕、左腕、右脚、左脚の動きを一動作ごとに区切りながら進んで行くので、本殿に到達するまでには結構な時間を要する。本殿に着くと、二人の衛兵が入口の両側に立ち、静止状態に入る。そうすると、黒い背広を着た先輩と思われる係官達が、静止状態で立っている衛兵達の服装の乱れを直したり、腕の位置を補正したりして最終調整を完了。これで、多分、二人の衛兵は１時間の静止状態のお勤めに入るのであろう。残りの衛兵たちは、再び隊列を組んで、来た時と同様の動作で門の位置まで戻って行き、門の前に立っていた衛兵とも交代するのである。
ちなみに、忠烈祠と言うのは、辛亥革命や、中華民国建国の革命、日中戦争などで戦没した英霊を祀っている所だそうであり、日本で言えば靖国神社にあたるものらしい。
衛兵交代を見学したあとは、今回の台湾旅行の最後の観光スポットである故宮博物院に向かう。
１ 忠烈祠の正門前に到着
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４ まだ中には入れない
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７ 正門の両側に立つ二人の衛兵
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９ まるで蝋人形のように動かない
１０ 中門をくぐった奥に本殿がある。
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１３ 交代の衛兵が詰め所から登場 ★末尾に動画あり
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１７ ２列目の衛兵が登場
１８ 隊列を編成中
１９ ３列目の衛兵が登場
２０ ２人×３列の隊列が完成
２１ 隊列の先頭に着く衛兵が登場
２２ これで７人の隊列全員集合
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２４ 本殿に向かって行進開始。まずは、左脚を引き上げて
２５ 左脚を踏み込み、右脚を引き上げるのと同時に左腕を前に突き出す
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２７ 左脚を踏み込み、右脚を引き上げるのと同時に左腕を前に突き出す
２８ 右脚を踏み込み、左脚を引き上げるのと同時に左腕を下に降ろす
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３０ ここで横から二人の上官が登場
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３２ ここで一旦止まって
３３ 敬礼
３４ 再び進み出す
３５ 階段を登って中門の中へ
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３７ ★末尾に動画あり
３８ 上官が本殿の前に到着
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５５ ★末尾に動画あり
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５７ ★末尾に動画あり
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６７ 先輩と思われる係官が衛兵の銃の持ち方や姿勢、服装などを正す。 ★末尾に動画あり
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６９ 静止体制に入る衛兵
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７１ 衛兵の横で記念写真。ちょっと申し訳ないが・・・。
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【動画】
交代する衛兵が出て来て隊列を組む
衛兵が本殿に入って行く
衛兵が本殿から降りて来る
本殿前に衛兵が立つ
先輩と思われる係官が衛兵の銃の持ち方、姿勢、服装を正す
