【紀行】福島東京旅行(2) 袋田の滝〜東京都内1日目

【紀行】福島東京旅行(2) 袋田の滝〜東京都内1日目
2016年04月16日(土) 晴れ

 今回は、下の行程表の2日目について書く。

日付 行程 宿泊地
4月10日(日) 三島〜《新幹線》〜東京〜《貸切バス》〜筑波山(昼食)〜国営ひたち海浜公園〜宿 いわき湯本温泉スパリゾートハワイアンズ」(福島県
4月11日(月) 宿〜《貸切バス》〜袋田の滝茨城県)〜築地(昼食)〜浅草〜東京スカイツリー〜浅草ホテル(夕食)〜宿 「ホテルモントレ半蔵門」(千代田区
4月12日(火) 宿〜《貸切バス》〜皇居〜九段下ホテル(昼食)〜国会議事堂〜増上寺(港区)〜東京駅〜《新幹線》〜三島  

袋田の滝
 8時にホテルを出発したバスは、いわき湯本ICより常磐自動車道に乗り南下。高萩ICで高速道を降り、クネクネした道を進むうちに左手にダムが見えて来た。花貫ダムである。この辺りは秋になると紅葉が素晴らしいとか。今はまだ余り知られていないので、穴場の紅葉スポットだとガイドさんが力説していた。しばらく山間の道を進むとバスは大子町(だいごまち)に入る。袋田の滝はもうすぐである。
 橋のたもとにあるお土産屋さんの駐車場にバスを駐めさせて貰い、ここからは歩いて袋田の滝に向かう。橋からは、小さな鯉のぼりが並んだロープが川(滝川)の上に張られているのが見える。もう、そんな季節なのである。しばらく緩やかな登り坂を歩くうちに、滝壺への入口に到着。どうやら有料らしい。中に入るとすぐに歩行者用のトンネルがある。約200mの緩やかな登りのトンネルであり、天井にはイルミネーションが施されている。そしてトンエルを抜けると目の前が袋田の滝である。この滝は、日本三名瀑の一つであるが、華厳の滝(日光)、那智の滝(熊野)の様な一本のストレートに落ちる滝ではなく、三段の滝になっている。冬場には完全に凍結する年もあるらしい。滝壺の少し下の方に吊り橋が架かっており、対岸に渡れる様になっている。帰りは来た道(トンネルの道)を戻っても良いが、吊り橋を渡って対岸を歩いても良い。我々は、せっかくなので、対岸の道を下りることにした。行き着く先は、バスを駐めてあるお土産屋さんである。

■築地
 常磐自動車道首都高速道と乗り継いで、バスは東京に戻って来た。まずは、築地に行って遅めのランチである。食事は寿司だと聞いていたが、築地場外市場に50人近くもの団体が入る様な大きなお寿司屋さんがあったかなあと思っていたら、店は、場外市場から道を挟んだ対岸ブロックにある「築地すし好」と言う店であった。築地本願寺の横手あたりにある店である。さすがに鮪が美味かった。雲丹もあまりミョウバンの臭みが無く美味かった。そして生ビールも美味かった!
 車内で飲むアルコールを調達すべく角のローソンに入ったのだが、スクリューキャップの瓶入りの日本酒が1種類しか置いてなかったので、ちょっとデカイかなと思ったが迷わずゲット。いつも自宅で飲んでいる銘柄なので美味いのは分かっている。
 駐車場に戻ると、まだ運転手さんが戻っておらずバスのドアが閉まっていたのだが、添乗員さんが、「ちょっと待ってくださいね。」と言って、バスのバンパー付近に着いている小窓を開けてスイッチを操作した。マスターの鍵が掛かっているらしく、結局は開かなかったのだが、こんな所にドアの開閉スイッチが仕込まれていたのかと、新しい発見をさせて貰った。

■浅草/浅草寺
 次の訪問地は浅草である。もう何度も行っているので目新しいものは無いのだが、1時間以上時間が確保されているので、浅草寺に参拝したあと、横の方から境内を出て商店街を散策。どう見ても外人観光客向けと思われる商品が並んでいた。例えば、刀とか十手とか。それから、浅草界隈には着物(和服)を着た若い女性(多分、外国人)が結構歩いていた。多分、レンタルの着物を着せて貰って浅草の街を散策できるサービスだと思われる。ガイドさんが、ここ数年で外国人の観光客が大幅に増えたと言っていたが、仲見世通りを歩いているのは半分以上外国人かと思える程の光景であった。カミサンが舟和のあんこ玉が食べたいと言うので、それを買ってからバスに戻る。

東京スカイツリー
 二日目の最後の観光は東京スカイツリーである。開業したのが2012年5月22日と言うから、もう約4年が経った訳である。いつでも来れるから少し客が減ってから来ようと思っていたのだが、もう4年も経ってしまった様である。東京タワーは333mだったが、こちらは634mなのだそうである。関東一円を武蔵の国と呼んでいたので、それに語呂合わせしたらしい。634(むさし)。一番上の展望台「天望回廊」まで登ったが、高さが450mと言うから、東京タワーの最先端よりも100以上高いと言う事である。眺望は抜群なのだが、あいにく東京特有のガス曇りで鮮やかに見えると言う訳には行かなかった。勿論、富士山も全く見えない。やはり、雨上がりか真冬の澄んだ空気の時に来なければ絶景は拝めそうに無い。

■浅草ホテル(夕食)/半蔵門ホテル
 この日の宿泊は皇居・半蔵門の近くにある「ホテルモントレ半蔵門」であるが、ディナーの施設はないため夕食は「浅草ビューホテル」で取った。和洋ディナーバイキングである。26階のスカイグリルビュッフェは、ライトアップされた東京スカイツリーが見える絶好の場所にあるのだが、我々のツアーが予約した席は残念ながら反対側の一角だったのでスカイツリーは見えず。その絶好の夜景が見えるエリアに陣取っていたのが、何と元関脇・舛田山の千賀ノ浦部屋の関取衆だった。前日の4月10日が千賀ノ浦親方の65歳の誕生日だったらしく、この日はそのお祝いパーティーだった様である。ちなみに、相撲協会では65歳が定年のため、千賀ノ浦部屋は、今月から元小結・隆三杉の常盤山親方(貴乃花部屋)が異例の引き継ぎをする事になったらしい。
 料理は美味しかったし、生ビールも美味かった。ちょうど隣の席に同じツアーに参加している80歳と72歳のご夫婦が座られていたが、話が弾んで色々と会話することが出来た。
   

1 袋田の滝に向かう途中に咲く桜  
   

2 花貫ダム  
   

3 滝川の上を泳ぐ鯉のぼり  
   

4 袋田の滝への道  
   

5 袋田の滝へのトンネル  
   

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7 袋田の滝  
   

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40 常磐自動車道・守谷SAでトイレ休憩  
   

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44 築地のお寿司屋さんでランチ  
   

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46 ちょっと大き過ぎたかしら  
   

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48 舟和のあんこ玉  
   

49 こんな所にドアの開閉スイットが隠されていたとは  
   

50 浅草寺  
   

51 一段と増えた観光客  
   

52 外国人観光客向けの商品が並ぶアーケード街  
   

53 浅草にある遊園地  
   

54 浅草の裏通り(花やしき通り) 
   

55 濃いいスイーツ  
   

56 東京スカイツリーの上りエレベーターを待つ行列  
   

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58 天望デッキ(地上350m)  
   

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60 隅田公園台東区)と墨堤通り(墨田区)を繋ぐ桜橋  
   

61 天望回廊(地上450m)に上るエレベーター  
   

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64 隅田川(左)と荒川(右)。元々は現在の隅田川が荒川だった。洪水対策として岩淵水門と荒川放水路を造り分流させた。荒川放水路が現在の荒川。  
   

65 東京ドーム(ビッグエッグ)  
   

66 荒川と東京拘置所葛飾区小菅)  
   

67 都庁(新宿)  
   

68 葛西臨海公園の観覧車。手前は荒川(江戸川区)  
   

69 東京辰巳国際水泳場江東区)  
   

70 亀戸天神江東区)  
   

71 幕張のビル街。右手は幕張メッセ千葉ロッテマリンスタジアム  
   

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73 荒川と中川。橋は、多分、平井大橋  
   

74 浅草寺(浅草)  
   

75 両国国技館墨田区)  
   

76 江戸東京博物館  
   

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79 東京タワー  
   

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89 何が何だか分からない空間  
   

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91 足がすくむ地上445m(フロア445)  
   

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93 ホテルモントレの部屋からの風景