高取小学校入学（1961年4月）
時期：1961年4月
更新：2022年7月14日（木）
1961年4月、2年保育の幼稚園生活を終え、いよいよ義務教育の小学校に進級。交通機関の乗車賃が無料だった「幼児」から、半額ながらも いよいよ乗車賃が有料となる「小人」に格上げである（笑）。
入学先の小学校は、福岡市立高取小学校。何の事はない、高取幼稚園と運動場を共有する隣の小学校である。
| 学校 | 学年・学期 | 在籍期間 | 担任 |
|---|---|---|---|
| 福岡市立高取小学校 | 1年生（1学期、2学期、3学期） | 1961年4月～1962年3月 | 吉田二枝 |
| 同上 | 2年生（1学期、2学期） ※3学期は転校 | 1962年4月～1962年12月 | 同上 |
この頃になると、もう写真の枚数は激減である。我が家には当時は８ミリカメラはあったが写真機（フィルムカメラ）は無かったので、写真と言えば他の人から撮って貰ったものしか無い。従って、枚数は本当に少ない。
担任は吉田二枝先生。昭代町4丁目に住んでいたが、自宅に遊びに行った事もある。その時に出して貰ったのがカルピスであり、生まれて初めて飲んだのを憶えている。我が家とは かなり生活水準が違った。いわゆるお金持ちという感じだった。
高取小学校時代の1年～2年の間は、毎朝、同じ町内で同じクラスだった横田誠一君のウチに寄って一緒に登校するのが常であった。彼は、その後、西鉄観光バスの社長になったと聞いている。
1年の時の学芸会で出し物（演劇）があり、ヒロインのお人形の役を人選するために講堂に1年生全クラス（1組～4組）が集合した事がある。先生方が選んだヒロインの候補者（女子）が、ステージの上で一人ずつ「私、お人形なの」と言うセリフを言い、審査員である先生方が決めたのだが、ヒロイン役を射止めた女の子が可愛くて、名前も分からないのに一目惚れしてしまった。これが、多分、私が異性を意識した最初である。ませてますナァ（笑）。
ところが、この女性とは高校3年の時に同じクラスになる。もっとも、その人だった事は高校在学中には全く気付かず、それが分かったのは大学に入ってからであるが。
大学時代、高校の同級生で仲が良かった男女が休日に集まり、フォークソングなどを歌ったり、パート分けしてフォークグループ「赤い鳥」の歌をコピーしたりしていたのだが、そのグループ＋αのメンバ8人（男女各4人）で大学1年の夏休みにキャンプをしたのである。その時に、男女ペアを決めて深夜のキャンプファイアーの火番を各ペアの交替で夜明けまでしたのだが、私とペアになったのが山口久美さんという同級生だった。火番をしながら話をしているうちに、山口さんが高取小学校だったと言うので、私が学芸会のヒロインに一目惚れした話をしたところ、「それ、私」と言われたのである。まあ、偶然とは凄いものである。
後日、山口さん宅に集まってフォークソングの練習をした際に、小学校時代のアルバムを見せて貰ったところ、確かに、学芸会のヒロインを演じている女の子が山口さんだと確認できた。
同じく1年の時、高取幼稚園の近くに住んでいた友常あつし君がいたが、彼の家は東京からの転勤族であり、お母さんは東京の言葉を使っていた。
彼のウチに遊びに行くと いろんな物があったが、その中に、当時NHKで放映されていた「ブー・フー・ウー３匹の子豚」の人形があった。
彼の家でそれを見せて貰ったのだが、遊び終わって自宅に帰って来た後に彼の家から呼び出しがあり、再び彼の家に行ってみると、ブー・フー・ウーの人形の一部（腕だったか脚だったかは憶えていない）が無くなっていたそうであり、何と彼のお母さんから、私が犯人だと言われてしまったのである。勿論、濡れ衣である。どうやら一緒に遊びに行ってた同じクラスのA君が、私が犯人だとお母さんに言ったらしい。
結局、無くなった人形の一部は、別の人形の胴体の中に押し込められているのを誰かが見つけていたそうなのだが、私は犯人にされたままであった。今にして思えば、「私が犯人だ」という嘘を友常あつし君のお母さんに告げ口した人が一番怪しいと私は思っている。まあ、小学1年生の頃であるから、そういうイタズラもしてみたかったのかも知れないが。
因みに、このA君が大人になってからの話であるが、彼の高取中学時代の同級生（で、私の高校の同級生でもあった人）から聞いた話によると、彼が歌手の浜崎あゆみさんの父親であるらしい。浜崎あゆみさんは、子供時代は飯倉（福岡市早良区）に住んでいたと思うが、母子家庭で育ったという話を聞いた事がある。という事は、お母さんがA君と離婚したのか、それとも未婚でA君との間に子供が出来たと言う事なのかもしれない。まあ、本当のところは分からないが、高取中の同窓会でA君と会った同窓生が、彼の声と浜崎あゆみさんの声がソックリだったと話していたそうである。
これも高校の同級生から聞いた話だが、A君は金貸し業をやっているそうで、七隈の豪邸に住んでいるという話だった。
下の写真に写っている中園洋二君は、小学校時代の記憶は全く残っていないのだが、大学でバドミントン部に入部した時に、彼がいたのである。大学時代に何かの話をしている時に、高取小だったと分かり、写真で確認出来たのである。
| 列 | 名前 |
|---|---|
最後列 |
内野悦子、河本美智子、□□□□、原田・・・、小川・・・、いくたけまゆみ、安川ちかよ、熊谷まみ、西田・・・、高藤明、高田やすま、石橋・・・、横田誠一、船越なおみ |
３列目 |
□□□□、中園洋二、私、加藤・・・、前田和範、岸本えいじ、平野・・・、□□□□、□□□□、吉田てつお、□□□□、馬場しょうご |
２列目 |
山本みどり、□□□□、□□□□、□□□□、大塚慶子、□□□□、□□□□、□□□□、牛・・・、□□□□、□□□□、のより・・・ |
最前列 |
かわなみけんじ、田中敏晴、井上嘉二、友常あつし、□□□□、□□□□、つのもとかずや、□□□□、□□□□、□□□□、青柳秀明、□□□□ |
